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秋山忠 7.5寸

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鳴子系が続きます。

秋山忠 作 7.5寸。

明治21年生まれ。

大沼岩蔵の弟子であるが、

こけしは、同級生であった高橋武蔵の影響が強い。(こけし辞典より)

底に、「宮城縣鳴子 秋山忠 一九四〇・八・」とあります。

昨年末の「たんたん」での即売会で購入したものです。

こちらもわたしのセレクトです。

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表情は、いかにも「忠」というような、鋭角的な眉、瞼ではなく、

やわらかな線で描かれています。

頭部がやや縦長で、肩の山は高いですね。

胴下部に、一本鉋溝が入っています。

胴模様は、秋山忠の特徴と(勝手に思っている)つる状の茎の描かれた菱菊ではなく、

大きく描かれた二段の旭菊です。

緑色がすっかりとんでしまっているので、ろくろ線も赤のみしか見えません。

肩の上部の平らな部分から盛り上がりにつながるように、

赤いろくろ線が入っています。

このろくろ線は、昭和15年頃、鳴子全体に流行っていたのでしょうか。

一人の工人の年代変化も調べたいですが、

その年代の横のつながり、影響なども大変興味深いです。

肩上部のろくろ線、のような細かい部分は、

図録などだけでは確認するのも難しいですし、

文献などでは、白黒の写真が多く、はっきりわかりません。

直接見て、触れて、調べてみたいものです。

実は、こちらのこけし、すっかりブログにアップしたものだと思っていたのですが、

まだ登場させていないことに昨晩気づき、あわてて写真を撮りました。

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