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桜井昭二 6寸 二本

やはり、続けるってむずかしいですね。

すでに、復活2つめの記事で、スランプです…って、おい!

前回につづき、昭和30年前後のこけしを選んでみましたが、

何度も書き直して…。もうだめ、さらっといきましょう。

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こちらは、桜井昭二作 鳴子系、6寸。

昭和20年代後半の作と思われます。

「美と系譜」掲載の27,8年作のものより、もっと新型寄りですかね。

「茶房たんたん」で数年前?の即売会で購入しました。

桜井昭二工人は、鳴子の名人として元気にご活躍されていましたが、

残念ながら、一昨年お亡くなりになりました。

鳴子のこけし祭りで、元気に実演されていた姿が、なつかしく思い出されます。

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新型の影響が強い顔の描彩です。

線の細い目で、位置も下がっています。

木地形態は、昭二さんにしては、かなり丸い頭部です。

胴から肩にかけての線が、“固い”感じがします。

この年代の新型寄りのこけしの形態は、この“固さ”が特徴かなと勝手に思ってます。

流れるような胴模様は、さすが昭二さんというところでしょうか。

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こちらは、たぶんもっと前の高幡不動骨董市で、購入したのだと思います。

マスターにすすめられて、もう一度骨董市会場に戻って買った記憶があります。

岩蔵型、6寸。

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製作年代は記入がありませんが、昭和35年頃の作ではないでしょうか。

このあたりのこけしに関しては、先輩方が沢山書いていらっしゃるので、

わたしごときが何も言うことはありませんが、

こけしの手触りが、どのこけしよりも、とてもなめらかでやわらかいこと、

こまかな菊の花びらも、いくら細くても力のある線だと思います。

この二本のこけしの間の数年間は、

こけし愛好家のエネルギーはものすごく、

新型に寄り道してしまった工人たちを、伝統こけしの道にもどし、

各地に散らばった転業工人を探して復活させたりされています。

当時のいろんな方向に揺れていたこけし界を、

資料や、こけしを見て、想像する私たちです。

さて、「こけしブーム再来」と言われる今日の姿は、

あと、50年経つと、どう見えるのでしょうか。

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コメント

、かっぱ様ブログ掲載の万之丞の頭だけを「上下に押し潰した感じ」の昭二こけしが私の処に居ます。六寸、胴底に「桜(←この字を丸囲み)№14」とゴム印で青く押してあり、署名はありません。ミリンダ様ご所有のこのコと制作年代は近いらしいのですがeye、やや寂しい面立ちで肩は高く、肩の下の平らな部分の幅が狭いです。岩蔵の影響はあまり感じられず、かといって万之丞の完全な「写し」でもなく、一緒に仕事をしていて自然に似てしまった、位の雰囲気ですね。

こけみさま
20年代後半のこけしは、手元にあまり資料がなく、詳しいことはよくわからないのですが、想像するのもまた楽しいですね。
師匠と弟子の間など、影響し合う関係について、体系的に調べてみたい気がします。

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