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まだまだ買ってましたat骨董アンティークフェアさいたま

先日もアップした、さいたまスーパーアリーナの骨董アンティークフェアでは、

なんと、まだまだ、こけし買ってたんです!

こちら、署名がない 鳴子系 7寸。

Narukot

先月の友の会例会で、こけ娘が買った伊藤長一と、なんとなく共通点がある気がして、

伊藤長一かな~と思って購入。

緑色には、ポスターカラーのような絵具?を使用しています。

たんたんマスターに、以前教えていただいた

「昭和20年代後半には、そういう色を使っているものがある」というものです。

新型こけしの影響を受けた、ちょっとかわいらしい顔立ちです。

染料と、顔立ちから、年代的には、20年代後半を想定してみました。

そうすると、一緒の箱に入って売っているこけし、誰の作でしょうか。

署名のないものや、わけのわからない名前の書いてあるこけしがあります。

アベ中川作?どうみても、肘折なんですけど、中川って誰でしょう?

価格は安いのですが、前半分色がとんでいたり、

首が抜けているものもあります。

とりあえず、自分でも確実に工人名が確定できるこけしを、

一緒に買っていくことにしました。

「これと、一緒に売っていました。」と、師匠に見せよう!

こちら、石山三四郎さん、 5.5寸。

Sansiro

実は、この箱には、本当にわたしの思っている工人さんのものなら、

もっと高価なんじゃないかな~。

まさか、この値段で売ってるわけがないよね~。という、

あやしいこけしが、変な署名付きで数本入っていました。

結局、「そんないいのがこの値段であるわけないよ」という、心の声に負け、

状態もいまいちだし、と、想定した工人名を打消して、この2本を買いました。

この日は数十分前に、先日アップした小寸セットと、

新山左内、戦前作3本を買っているのですから、

もう、今日はやめておこうという気持ちがあったのも、確かです。

こけし柄の着物(これが本業)と、こけし引き出し(ないしょ)まで買っちゃってて、

もう、とんでもなくパンパンなトートバッグを持って、

大宮から、高幡不動の「茶房たんたん」へ。

マスターに「いいこけし買ったね」、「いい買い物したね」と言われれば、

きっと、買いすぎた後ろめたさも解消されるに違いない、

そう思いながら、到着。

マスターは、平日の来店にびっくりされながらも、

骨董市で買ったこけしを取り出すわたしに、

「小寸、ほとんど米沢のだね。でも後ろのこれは、後藤善松だよ。

新山左内、戦前だね。顔の落書きが問題だけど、その値段ならいいんじゃない?

頭の紫も残っているし、いい買い物したね」 と。

やったー。でも、  …実は、まだあるんです。

鳴子系署名なし は、「これは、なかなかいいよ。」とほめてもらったものの、

工人名は確定できないので、今度の即売会で、鳴子に詳しい人に聞くことにしました。

一緒に箱に入っていた数本の話をすると、

「見てみないとなんとも言えないけど、昔のこけしの底には、

買った人が、間違った名前を書いていることがあるから、

もしかしたら、思っている工人かもしれないよ。」と。

帰宅して、写真のあるこけし本を探し、「山形のこけし」に、

「渡部玩具店」で売っていたこけしの写真と、工人名が。(P316下)

それが、まさに、その箱に入っていた数本とほとんど重なるのです。

ということは、購入した鳴子不明は伊藤長一、

買わなかったのが、佐藤文六、柏倉勝郎、石沢角四郎、本間留五郎ということに。

えーっ、やっぱりそうなんだ!

自分の目を信じればよかった!文六とまでは思わなかったけど、文吉かと。

あとの3本は、想定どおりの工人でした。

~~自分の目で買わなくちゃ、底の署名で買っちゃだめじゃん!

伊藤長一の写真は顔の描彩が不鮮明なので、確定はできないかな。

でも、楓の茎の向きが、一緒なのよね。

とりあえず、迷いながらも、次の日、まだ残っていることを願って、

もういちど、さいたまスーパーアリーナへ。

               (つづく)

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コメント

伝統こけしの愛好家で「木童舎」といいます。私も別の骨董市で同じ時期の同じようなこけしを入手しました。

私のは多分、伊藤松一工人の昭和20年代のこけしと思いますが、昭和20年代のこけしは資料が少なく、貴重なものといえます。

敗戦の動乱の中でも、このような伝統こけしが作られていたという事実は、その日の食べ物の心配をしなければならなかった、当時の世相を考えたら、奇跡に近いものと思います。保存状態が少し位悪くても、どうぞ大切に伝えてください。

なお、このページを私の記事にリンクさせてもらいますが、よろしくお願いいたします。

>木童舎さま
コメントありがとうございます。
昭和20年代のこけしに関して、先ほど、この次の記事を書くにあたり、いろいろ調べたのですが、まだ初心者で、あまり本も持っていないこともあり、調べるほどに、わからないことが多くでてきました。
材料が不足していたり、生活自体が大変な時代にも、黙々とこけしを作り続けた工人さんたちを思って、大切に保存し、伝えていきたいと思います。
リンク、承知いたしました。
これからも、いろいろ教えていただきたいです。
よろしく、お願いいたします。

noteこの辺りの顛末、姫野氏よりお話を伺っておりましたhappy01どんな子たちをゲットなさったのか早く知りたかったので、今日(12/12)の画像楽しく拝見しました。…さて、この記事冒頭の長一と同趣の四寸を嘗て私も所有していましたが、訳あって手放しました。戦後の立ち直り期に作られたこけし達、悉くその時代を映した姿をしていて中々興味深いものですねeye

>こけみさま
なぜかわたしは以前から、昭和初期~30年代の小説や、暮らしなどにかかわるもの、写真などに、心を惹かれます。昭和20年代のこけしは、古品や戦前作のようには取り上げられず、本などにもあまり載っていないようですね。
今回、2回もさいたままで行き、姫野さんには、小学生こけしファンの保護者だったはずが、すっかり、ミイラ捕りがミイラになったねと言われました(^-^;

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